断捨離をはじめたけれど途中で断念してしまった。
やらなければよかった。
余計に片付かなくなった。
なんてことありませんか?
この記事では断捨離が逆効果にならないコツをまとめました。
- 断捨離の基本
- 断捨離が逆効果になる危険性
- 断捨離で処分してはいけないもの
参考にしてみてください。
断捨離の基本
断捨離とは整理しようと思っている食器棚や納戸に収納されているものを全部出し、必要なものと不必要なものに分け、不必要なものはリサイクルや廃棄などして手放す作業です。
断捨離した後は家の中も気持ちもスッキリしてゆとりが生まれます。
断捨離の良い効果
断捨離をすることで得られる効果をまとめました。
- すっきりして気持ちにゆとりが生まれる
- 家事が楽になる
- スペースを有効活用できる
- 欲しい物がすぐに見つかる
- 二度買いが減り無駄遣いが減る
すっきりして気持ちにゆとりが生まれる
不必要なものを手放し部屋がキレイになると気持ちにゆとりが生まれます。
床の上にいろんなものが出しっぱなしになっていたり、ギチギチに詰まって何がどこにあるかわからない収納棚を目にすると心がすさみます。
モノが減るだけで掃除機がかけやすくなったり、家が広く感じたりして気持ちにゆとりが生まれます。
自分でここまで片付けたという自信にもなります。
家事が楽になる
ものが減ると家事が楽になります。
お玉や菜箸がところ狭しと収納されている引き出しから必要なものを取り出したり、棚にたくさん並んだお皿から必要なお皿を取り出したりすることはとてもストレスがたまります。
必要なものだけ取り出しやすい状態になっているだけで、ムダな時間も短縮され、家事が楽になります。
スペースを有効活用できる
不要なものを処分した後はスペースが広がり有効活用することができます。
リビング、収納、玄関まわりなどスペースが生まれ、部屋が広く感じたり、お花を飾るスペースができたりします。
欲しい物がすぐに見つかる
断捨離をした後は、不要なものがなくなるため必要なものがすぐに目に留まるようになります。
探しものをしている時間が人生で一番ムダな時間と聞いたことはありませんか?
探しものの時間も探しものをしているストレスも減り、時間にもゆとりが生まれます。
二度買いが減り無駄遣いが減る
不要なものがなくなると必要なものがどこにあるかすぐにわかるため、二度買いをすることも減ります。
どこに片付けたのかわからなくなり、購入したあとに見つかった!という経験はありませんか?
ものが少なくなると必要なものがすぐに見つかりムダな購入を避けることができます。
断捨離が逆効果になる危険性
断捨離は家の中も気持ちもスッキリする作業ですが、断捨離が逆効果に働いたという話もきいます。
スッキリするために行った断捨離が逆効果になる理由をまとめました。
- 1日で終わらせようとする
- 捨てたあとすぐ必要になった
- 余計に部屋が散らかった
- 家族のものを処分してしまった
1日で終わらせようとする
断捨離を1日、短期間で終わらようとして逆効果になる場合があります。
断捨離したいと思う時は家にものがあふれている時、片付かない時です。
あふれるほどのモノは1日で溜まったのではなく、何年もかけて蓄積されたもので、モノによっては思い入れのあるものもあります。
何年もかけて蓄積されたものを1日で処分するのは不可能と肝に銘じ、長いスパンで自分のペースでゆるく続けることが断捨離が逆効果にならない秘訣です。
捨てた後すぐに必要になった
捨てた後に必要になり後悔することがあります。
思い切って捨ててみたらスッキリした!という成功体験をするとあれもこれも捨てたくなり、いわゆる捨てハイになり、断捨離依存症になることがあります。
捨てハイになってしまうと捨てることに喜びを感じ必要なものも捨ててしまうことがあります。
捨てハイ状態で捨てた後、冷静になってみたら捨てなければよかった、捨ててはいけないものだったと後悔することもあります。
大切なものは何かをよく考え、手放すモノには感謝の気持ちを込めて廃棄するなど、冷静な判断ができる状態を保てるようにしましょう。
余計に部屋が散らかった
整理したい場所から収納しているものを全部出してみたものの、夜になっても終わらずモノが部屋中に散乱して収拾つかなくなることもあります。
一度に片付けようとせず、引き出しだけ、クローゼットの洋服だけと少しずつ始めていくことが断捨離の逆効果を防ぐことになります。
せっかく断捨離を始めたのにもとの部屋の方がマシだった、夕ご飯を作る時間なのに部屋がカオスでイライラするようなことにならないよう小さな範囲からコツコツ作業してみましょう。
不要になった机や本棚など、大物から処分するとひとつ捨てただけでもスッキリするのでオススメです。
家族のものを処分してしまった
お子さんの雑然とした部屋やパートナーの趣味のもの、自分にはガラクタにしか見えなくても許可なく勝手に処分してはいけません。
感謝されるどころか怒られてしまったりケンカになったり逆効果に繋がります。
自分の所有物から始め、家族のものは許可をとってから処分するか、一緒に断捨離するようにしましょう。
断捨離成功のコツと順番の詳細をまとめた記事は次のとおりです。
断捨離で処分してはいけないもの
- 重要な書類
- 家族のもの
- 買い戻せないもの
重要な書類、印鑑
重要な書類はうっかりすてないように気をつけましょう。
重要書類は次のとおりです。
- 不動産関連の書類
- 各種契約書
- 保険証書
- 年金証書
- 本人証明書類
- 実印
- 銀行員
再発行できるものもありますが、個人情報に関するものは悪用される場合もありますので、捨てないように気をつけましょう。
書類の確認をして保管場所を家族と共有する機会にするのもいいかもしれません。
家族のもの
自分以外の人のものを勝手に捨ててはいけません。
例え自分の子供のものだとしても本人に確認してから捨てるようにしましょう。
お子さんのものは、お子さんと一緒に断捨離をすることもおすすめです。
ものを大切にすること不要なものは処分すること、余計なものは買わないことを教えるいいタイミングになるかもしれません。
買い戻せないもの
買い戻せないものは次のとおりです。
- 思い出のあるもの
- 今は販売してないもの
- 限定品のもの
思い出のあるものは捨てにくいものです。
断捨離は思い出のものと一緒に執着する気持ちも捨てるとスッキリすると言われていますが、思い出のあるものは捨ててしまったら購入することはできません。
無理に捨てることなく慎重に判断しましょう。
お子さんのランドセルを捨てられない方もいらっしゃいます。
ランドセルの断捨離についての詳細は次の記事を参考にしてみてください。
廃棄に迷った時の対処法
捨てたらスッキリするのはわかっているけど捨てられない、まだ使い道があるかもと断捨離することに悩むものに出会った時の対処法を」まとめました。
- 捨てられるものだけ処分する
- 一時保管BOXを用意する
- 一度に全部断捨離しようとしない
捨てられるものだけ処分する
確実に捨てても大丈夫なものだけ捨てれば大丈夫です。
断捨離初心者は無理に捨てる必要はありません。
確実に要らないもの、壊れているもの、賞味期限の切れているものを捨てれば大丈夫です。
必要なもの、不必要なもの、迷うものに分けて、不必要なものと迷うものは処分すると聞いたことがあります。
不必要なものと迷うものを捨ててしまえば確かに部屋は片付きます。
ですが、後々必要になるかもしれない、まだ着るかもしれないと迷う気持ちがあるものは無理に捨てる必要はないと思います。
断捨離に慣れていないうちは不必要なものだけ捨てる!にとどめておきましょう。
一時保管BOXを用意する
思い出があるものや書類、まだ着れそうな洋服など捨てるのを迷った時は無理に捨てずに一時保管BOXに入れておきましょう。
一時保管BOXに廃棄する日程を書いておき、その日までに使用しなければ必要なかったと判断してリサイクル品にするか廃棄するか決めて大丈夫です。
一度に全部断捨離しようとしない
今日中に、不要なものは全部、家中全部、と一度に全部断捨離しようとするのはモチベーションが続かず逆効果です。
この引き出しだけ、自分の洋服だけ、使わなくなったハンカチだけと少しずつ断捨離していきましょう。
少しずつ短時間で無理なく断捨離をする方が長続きします。
焦らずゆっくり気の向いた時に断捨離していきましょう。
まとめ:自分のペースで断捨離してスッキリした生活を手に入れよう
断捨離が逆効果にならないコツを説明してきました。
断捨離が逆効果にならないコツは次のとおりです。
- 重要書類や家族のもの、思い出のあるものは簡単に捨てない
- 捨てられるものだけを捨てる
- 一日で終わらせようとしない
- 一時保管BOXを作る
自分のペースでゆるく断捨離をしてすっきりした生活を手に入れましょう。